佐渡を懸けた狸と狐の化かし合い

狐狸の闘い

化けの勝負は、化ける前に決していた。佐渡に狐がいないのは、あの日の団三郎の一手のせいだという。

狐狸の闘いの立ち絵

危険度・希少度

C
戦闘力

驚かせ、転ばせる程度。命までは取らない。

C
敵対性

脅かし惑わせはするが、深追いはしない。

A
稀少性

限られた土地でだけ、まれに語られる。

概要

団三郎狸が化け比べで狐を負かし、佐渡を狸の王国とした伝説。

出現

舞台は佐渡の街道筋。相川の二つ岩を根城とする団三郎狸と、化けの技を侮る狐とが行き合う場として語られる。折しも街道には格式高い大名行列が進んでおり、狐はそれを団三郎の化けたものと早合点する。

伝承

狐は駕籠へ躍り出てからかったが、行列は本物で、狐は狼藉者として斬り捨てられた。団三郎は本物の行列が通ると先に知っていたのだという。この一件で狐は佐渡に住めなくなり、島は狸の領分になったと伝わる。

特徴

頭領たる団三郎狸は、淡路の芝右衛門・讃岐屋島の禿狸と並ぶ日本三名狸の一。無利子で金を貸す逸話も残る化けの名手だが、無類の狐嫌いでもある。狐を退けた後は、相川の二つ岩大明神として祀られた。

狐狸の闘いのカバー画像