倉に棲み家運を支える座敷童子

倉ぼっこ

籾殻の上に残る小さな足跡。誰も見たことがないのに、家の誰もがその存在を信じている。

倉ぼっこ figure art

Danger and Rarity

D
戦闘力

直接人を害する力は伝えられていない。

D
敵対性

人への害意はなく、時に福さえもたらす。

B
稀少性

各地に類話はあるが、遭うには条件がいる。

Overview

倉に住む座敷童子。いなくなると家運が傾く。籾殻の上に小さな足跡を残す。

Encounter

遠野の旧家の倉で、籾殻をまいた翌朝に小さな足跡が残っているとその存在に気づく。夜ふけに機を織るような音や賑やかな囃子の物音が倉の中から聞こえることもあるが、実際にその姿を見た者はほとんどいない。

Lore

柳田國男『遠野物語拾遺』に「御蔵ボッコ」の名で記録され、座敷童子の一類として位置づけられる。住み着く場所により、座敷にいれば座敷童子、土間にいればコメツキワラシ、倉にいれば倉ぼっこ・クラワラシと呼び名が変わるとされ、佐々木喜善の聞き書きでは、倉に住むものは子供のような声で「ほいほい」と呼びかけるとも伝えられる。

Traits

倉の中で富をたくわえ、家の繁栄を支える守り神のような存在とされる。物音は立てても人前に出ることはまれで、機嫌よく棲み続ける限り家は栄えるが、ひとたび倉を去ると、それまでの繁栄が嘘のように傾いていくという。

倉ぼっこ cover image