808匹を率いて松山城に挑んだ、伊予随一の古狸

八百八狸

松山の土産物屋で狸の置物を見かけたら、律儀に手を合わせておくといい。この土地から狐を締め出したのは、まぎれもなくその一族なのだから。

八百八狸 figure art

Danger and Rarity

A
戦闘力

人の命を奪う明確な攻撃手段を持つ。

A
敵対性

人と見れば襲いかかる、強い害意を持つ。

S
稀少性

ただ一体、一度きりの怪異として語られる。

Overview

伊予松山の狸の総大将。808匹の眷属を率い松山城を狙ったが、稲生武太夫に封じ込められた。現在は山口霊神として祀られる。

Encounter

松山藩でお家騒動が起きた際、本来は城の守護役だったはずの隠神刑部が謀反側に加担したとされる。これを鎮めるべく現れたのが、宇佐八幡大菩薩から授かった神杖を携えた藩士・稲生武太夫である。

Lore

隠神刑部と八百八狸の物語は、実在した松山藩のお家騒動を題材にした『松山騒動八百八狸物語』として広まった。史実の政争を素材に、講釈師が狸や妖怪の要素を加えて怪談として再構成したものとされる。

Traits

狐と並び化ける獣の双璧とされ、四国では狸が狐を追い出し一歩も入れずに縄張りを守っているという俗説の由来ともなった。頭領の隠神刑部は稲生武太夫の神杖によって打ち据えられ、麾下の眷属もろとも久谷の洞窟に封じ込められたと伝わる。

八百八狸 cover image