大山明神に仕える、姿なき随伴者

大山の狐神

病人の枕辺には、いつも見えない付き添いがいる。その火をひとつ穢せば、次に苦しむのはあなたかもしれない。

大山の狐神 figure art

Danger and Rarity

C
戦闘力

驚かせ、転ばせる程度。命までは取らない。

B
敵対性

縄張りや禁忌に触れた者を積極的に襲う。

S
稀少性

ただ一体、一度きりの怪異として語られる。

Overview

大山明神の使い。不浄の火で調理されたものを食べさせられ、怒って関係者に憑き、病気にさせた。

Encounter

鳥取県西部、大山から米子にかけての道中で、旅人に姿を見せぬまま付き従うとされる。大山明神の神使いとして病人に随行し、看病する家にも立ち入るが、その気配は本人にも周囲にも気づかれず、何かのきっかけで機嫌を損ねたときだけ、居合わせた誰かの口を借りて姿を現す。

Lore

旅先で急病になった応純という男に、大山明神の神使いが付き添っていたという。米子丸山のある家の女がにわかに病み、口走ったところによれば、看病のため宿の主が不浄の火で飯汁を炊いたことで神使いは冥理を汚され、山へ帰れなくなったのだという。関係者が平謝りに詫びると、女の病はほどなく治まったと伝えられる。

Traits

姿を持たず、随行する人の傍らに付き添う気配だけの存在とされる。守っている相手が汚れた火で世話をされると激しく怒り、無関係な家の者に乗り移って人の口を借り、恨み言を訴える。詫びを受け入れると憑いた相手はまもなく本復し、何事もなかったように立ち去るという。

大山の狐神 cover image